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腐れ妄想日記&雑記です。 腐女子要素満開ですので要注意!
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七夕のssパート2

~・*・~・*・~
彼と出合ってから2回目の7月7日

雨が降ると会えない織姫と彦星

雨が降らなくても会えない僕ら


相変わらず彼は忙しくて
最後に会ったのは僕の誕生日

時々メールや電話は届くけど
時差が長時間の接触を許してくれない



いつものように街に見回りに出かけると
商店街のあちこちに綺麗に飾り付けた笹が飾ってあった

笹の側には小さな机があり
短冊と色とりどりのペンが備え付けてあって
自由に願を書いて吊す事ができるようになっていた
女子どもが群れて騒ぎながら
楽しそうに短冊を吊して行く

バカバカしい

そう思いながら商店街を一周する

すると
人気の無い商店街のはずれに1本寂しく飾られて居る笹があった
他の笹に比べて小さく貧弱で
飾付けも少なく寂しい物だった

皆きっとこんなところに辿り着くまでに別の笹に短冊を掛けてしまうのだろう

なんだか少しだけあわれな気がして

気付けば僕はその小さな笹に
願いを書いて短冊を掛けていた

「君に託された願い事はコレだけなんだから…叶わなかったら咬み殺すからね」


天の川ならぬ海の向こうの彼の事を思いながら

一人の帰り道
柄にも無く願が叶うようにと祈って歩いた



~・*・~・*・~~・*・~・*・~
うちのディノヒバはすれ違いすぎと言われました

遠恋だもん
しかたがないよね



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