うおおぉぉおえ？今日綱吉誕生日だったんですか？！ていうか もうそんな時期ですか

まさかの骸ツナ祭間に合わないですよねなんで
ssだけでもせめてと思うのでした

～・＊・～・＊・～～・＊・～・＊・～
「あー…もうこんな時間か…」

リボーンの誕生日を毎年恒例のボンゴレ式で祝って、明日は俺の番か…
などと考えながら時計を見ると、あと５分もしないうちに「明日」だ。
早く寝ないとまた寝坊してしまうぞと急いでベッドに潜り込む。

よほど疲れていたのか
明日を待たないうちに俺は眠りについてしまっていた。





―ボンゴレ…？

夢の中で聞慣れた声がする
「こんな時間に寝てしまうなんて…全く、君は本当にお子様ですね」

あぁ…このムカつく言い分、人をバカにした声音…
「骸？」

目を開くとそこには
視界いっぱいの濃紺のパイナップル

「骸…近いよ」
「クフフ…残念、起きてしまいましたか」

何しようとしてたんだよ！？とツッコミを入れる前に、目の前にすっと差し出された小さな包み紙。
「なに…これ？」

不思議そうに受け取る俺に少しムッとした骸

「なんです？僕からのプレゼントは受け取れないとでも？」

プレゼント？あぁ…そうか

時計の針は夜中の12時を少しすぎている

「そっか、わざわざ届けに来てくれたんだな…ありがとう」
「そうですよ、ボンゴレ式とかなんだとか、僕はマフィアと馴れ合うのは嫌ですからね」

それに…
そう付け加えて
骸が俺に近付き、耳打ちをする…

「この時間なら、誰にも邪魔されずに僕が一番に祝う事ができるでしょう？」

そのまま「ちゅ」っとかるく頬にキスをして
そのまま押し倒されてしまった

だけど骸はそのまま何もせずに、ただ俺を抱き締めてのしかかっていた。
「骸？重いんだけど…」「うるさいですよ…ベッドが狭いんですから我慢してくださいよ」

あぁ…なんだ

「お前も眠いのか」
「そうですよ、僕だって子供ですからね」

とかなんとか言って
どうせ昨日あたりから気合い入れすぎてあんまり眠れなかったとかなんだろ？
お前はそういうヤツだよ

なんて考えながらクスクス笑って、そのまま俺たちは眠りにつく事にした。

「なぁ骸…」
「なんですか？」
「明日さ、お前も来いよ、なんだかんだでボンゴレ式も楽しいからさ」

少しだけ間を置いて

「嫌ですよ、まぁ君が土下座して頼むなら顔くらい出してあげても構いませんけどね」

と、憎たらしい返事が帰ってくる

「なんだよそれ…」

ホントはちょっと来たいくせに
俺だって来て欲しいくせに

俺たち…何を今更意地はっちゃってんだろうな

誕生日
一番最初に会いに来てくれてありがとうとか
すごく嬉しいよとか
いろいろ言わなきゃいけないハズなのにな…

ダメだ…眠いや

「おやすみ…むくろ」





翌朝、案の定寝坊した俺は慌てて朝の仕度を整える。
目が覚めると骸の姿はなくて
骸がそこに居た形跡すらなくて

夢だったんじゃないか、なんて思いながら目にした枕元の包み紙が、夢ではなかった唯一の証。

何が入ってるんだろう、と気にはなるけど開けて居る時間はない。
急がないとまた遅刻してヒバリさんに咬み殺されちゃう…

せっかく一番に届けてくれたのに…ゴメンな骸

帰ってきたら一番最初にお前のプレゼントを開けるから許してくれよな…？


～・＊・～・＊・～～・＊・～・＊・～

ボケ無しの骸は難しいという結論

できれば恭弥も絡めたかったなぁ～
まぁ突発やんで勘弁してやってください

ていうか相方があまりに何も言わないからすっかり忘れてた

ゴメンね綱吉…