腐れ妄想日記&雑記です。
腐女子要素満開ですので要注意!
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はい!タイトルみたいなちび恭弥はでてきませんよ残念ーw
ssだよ
~・*・~・*・~・*・~・*・~
地上18階
寝室、ダイニングキッチンにリビング、和室
広いバスルーム
日当たりのいいベランダからは、愛する並盛町が一望できる
2人で暮らすには広すぎる高層マンションの部屋で
僕は一人で彼を待っていた
この部屋は去年のクリスマスに彼が用意した
僕らが2人で暮らすための巣
約束通り新年をこの部屋で2人で過してからは、1人でこの部屋を占領していたけど
昨日は節分体験とか言って突然、予定より1日早くこの部屋に帰ってきた彼に
僕は容赦なく豆を投げ付けて遊んだ
彼は怒るどころかヘラヘラと「ただいま」って笑って
そんな他愛ない1夜を過した
そして今日は特別な日
節分なんかよりずっと大事な日のハズなのに
目覚めると彼はいなかった
深い溜め息をついて
リビングの窓からぼんやりと空を眺める
いい天気だ
きっと浮かれて散歩にでも出ているんだろう
今日は帰って来る
今日に限って居なくなるなんてありえないよ
独りの時間が増える1秒ごとに
柄にもなく不安が募った
去年渡せなかったプレゼント
そして今年もちゃんと用意してある
誕生日くらい祝わせてくれたっていいだろうに…
そわそわしながらプレゼントの包みを手の上で転がす
誰も居ない部屋に、包装紙がカサカサいう音だけが響いていた時
玄関のドアが開いて
情けない声がした
「ただいま恭弥!ちょっと手伝ってくれ!」
やっと帰って来たと思ったら何だ
と、不機嫌むき出しで玄関に向かい
僕は呆れ返った
「ねぇ…何なのその大量の花は」
玄関を埋め尽くすほどの大きな花束とケーキの箱を抱えて
ユルい顔で彼が笑う
「何って…今日オレ誕生日だろ?はいコレ!」
そう悪びれもなく言って
抱えていた大きな花束を僕に押し付けて
「…誕生日…なのに…自分でコレ用意したの?」
花束に埋もれながら目線でケーキの箱を指す
「僕が何も用意しないと思ってたの…?」
僕がイラついているのに気付いた彼は慌てて言い訳をはじめた
「違うって!ほら…イタリアでは…な?」
彼が言うには
イタリアでは誕生日は祝って貰うものでは無くて
自分の周りの大切な人たちに感謝の意を示す日らしい
「だから、この花とケーキは恭弥へのプレゼントだよ?」
…意味がわからない
「去年はそんなこと言わなかったじゃないか…」
「まぁ…そうだな、恭弥は日本人だから日本のやり方に合わせようと…」
じゃあ何
あなたの誕生日にあなたに祝われて
僕の誕生日も自分が祝うつもり?
「じゃあ…僕はいつ…あなたを祝えばいいの?」
いつ、あなたが生まれて来た事を感謝したらいいの?
このプレゼントはいつ渡せばいいの?
「あなたは…ホントに勝手だ」
「恭弥…」
僕が誕生日を祝おうとしていた事が彼には想像できていなかったようで
彼は昨日
玄関を開けた途端に豆をなげつけられた時とは比べ物にならないほど驚いた顔をしていた
ホントに失礼な大人
「来なよ…今から話し合いをしよう」
そう言って
彼の返事も聞かずに
強引に手を引いてリビングに向かう
もうこんなすれ違いがないように
今後の打ち合わせはキッチリしておかないと
そしてなんとしても今日は日本式でやらせてもらわないと困る
これ以上
「渡せなかったプレゼント」はいらない
~・*・~・*・~~・*・~・*・~
8日にこのssコピー本でだそうかなとか思ってます
まる
おいらは跳ね馬は年上だと言張る会員です(笑)

ssだよ
~・*・~・*・~・*・~・*・~
地上18階
寝室、ダイニングキッチンにリビング、和室
広いバスルーム
日当たりのいいベランダからは、愛する並盛町が一望できる
2人で暮らすには広すぎる高層マンションの部屋で
僕は一人で彼を待っていた
この部屋は去年のクリスマスに彼が用意した
僕らが2人で暮らすための巣
約束通り新年をこの部屋で2人で過してからは、1人でこの部屋を占領していたけど
昨日は節分体験とか言って突然、予定より1日早くこの部屋に帰ってきた彼に
僕は容赦なく豆を投げ付けて遊んだ
彼は怒るどころかヘラヘラと「ただいま」って笑って
そんな他愛ない1夜を過した
そして今日は特別な日
節分なんかよりずっと大事な日のハズなのに
目覚めると彼はいなかった
深い溜め息をついて
リビングの窓からぼんやりと空を眺める
いい天気だ
きっと浮かれて散歩にでも出ているんだろう
今日は帰って来る
今日に限って居なくなるなんてありえないよ
独りの時間が増える1秒ごとに
柄にもなく不安が募った
去年渡せなかったプレゼント
そして今年もちゃんと用意してある
誕生日くらい祝わせてくれたっていいだろうに…
そわそわしながらプレゼントの包みを手の上で転がす
誰も居ない部屋に、包装紙がカサカサいう音だけが響いていた時
玄関のドアが開いて
情けない声がした
「ただいま恭弥!ちょっと手伝ってくれ!」
やっと帰って来たと思ったら何だ
と、不機嫌むき出しで玄関に向かい
僕は呆れ返った
「ねぇ…何なのその大量の花は」
玄関を埋め尽くすほどの大きな花束とケーキの箱を抱えて
ユルい顔で彼が笑う
「何って…今日オレ誕生日だろ?はいコレ!」
そう悪びれもなく言って
抱えていた大きな花束を僕に押し付けて
「…誕生日…なのに…自分でコレ用意したの?」
花束に埋もれながら目線でケーキの箱を指す
「僕が何も用意しないと思ってたの…?」
僕がイラついているのに気付いた彼は慌てて言い訳をはじめた
「違うって!ほら…イタリアでは…な?」
彼が言うには
イタリアでは誕生日は祝って貰うものでは無くて
自分の周りの大切な人たちに感謝の意を示す日らしい
「だから、この花とケーキは恭弥へのプレゼントだよ?」
…意味がわからない
「去年はそんなこと言わなかったじゃないか…」
「まぁ…そうだな、恭弥は日本人だから日本のやり方に合わせようと…」
じゃあ何
あなたの誕生日にあなたに祝われて
僕の誕生日も自分が祝うつもり?
「じゃあ…僕はいつ…あなたを祝えばいいの?」
いつ、あなたが生まれて来た事を感謝したらいいの?
このプレゼントはいつ渡せばいいの?
「あなたは…ホントに勝手だ」
「恭弥…」
僕が誕生日を祝おうとしていた事が彼には想像できていなかったようで
彼は昨日
玄関を開けた途端に豆をなげつけられた時とは比べ物にならないほど驚いた顔をしていた
ホントに失礼な大人
「来なよ…今から話し合いをしよう」
そう言って
彼の返事も聞かずに
強引に手を引いてリビングに向かう
もうこんなすれ違いがないように
今後の打ち合わせはキッチリしておかないと
そしてなんとしても今日は日本式でやらせてもらわないと困る
これ以上
「渡せなかったプレゼント」はいらない
~・*・~・*・~~・*・~・*・~
8日にこのssコピー本でだそうかなとか思ってます
まる
おいらは跳ね馬は年上だと言張る会員です(笑)
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